階段国道とは

 

国道とは、法律で「高速自動車国道とあわせて全国的な幹線道路網を構成し、」と定義されていて、とにかく「国」の名を冠するに値する、それなりに立派な道路のことです。
 ところが、自動車が通行不可能な国道が存在します。青森県を走る国道339号線の一部が階段になっているのです。時折テレビなどで報道されることもあるので結構有名な「階段国道」と呼ばれる区間です。国道339号線は「弘前公園の桜」「ねぷた祭り」で知られる青森県弘前市を起点とします。ひたすら北上すると、視界がひらけて津軽海峡が目に飛び込んできます。天気が良ければ対岸の北海道も見渡せるのですが、あろうことか岬の北端で車が通れる道路は途切れ、港に降りていく階段になってしまいます。これが件の階段です。その傍らには堂々と「国道」の標識までついています。350段以上もあるので途中に休憩用のベンチまで設置されています。降りきってからも自転車でもどうか、という狭い「国道」が民家の軒先をかすめるように続きます。階段には及ばないものの、この路地のような「国道」もかなり驚愕に値する光景と言えます。
 このようになった理由は、なにかの理由で誤って国道に指定され、話題になるというのでわざと指定を解除しないようにしてもらったということですから、確信犯ですね。

 

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